CBCテレビ 宮部アナウンサーより初田防災設備が取材をうけました

CBCラジオで宮部和裕アナウンサーが垂直式救助袋の体験を放送

CBCラジオで救助袋の体験を放送

9月1日は「防災の日」です。改めて防災について考えるこの時期に、2026年8月27日6:30~9:00 CBCラジオ「#プラス!」https://hicbc.com/radio/plus/で「救助袋」について、CBC宮部和裕様がラジオで取り上げていただきました。

きっかけの一つとなったのは、東京の小学校で発生した火災です。

CBCの宮部和裕アナウンサーが、岡崎市立河合中学校で垂直式救助袋を実際に体験。その取材に、私たち初田防災設備株式会社も携わらせていただきました。

普段、学校や建物に設置されている救助袋。目にしたことはあっても、「実際に使ったことがありますか?」と聞かれると、経験したことがある方は決して多くありません。ラジオでも放送されてますが、実際に宮部様が救助袋を使用された感想は「怖かった」ようです。

宮部様もラジオで言われてましたが、先生が先に使用し安心して避難できる事の見本を見せることがよいのでは?「今どこまで降りてますよ」など、下にいる人からの声掛けが必要ではないか?と放送されてました。救助袋をはじめとする消防設備・避難器具は、「設置してあるから安心」なのではなく、いざという時に「本当に使える」ことが大切です。

CBCラジオ宮部和裕アナウンサーが体験を通じて、避難器具の必要性を伝えて頂き大変感謝いたします。

そして、本日は9月1日は「防災の日」です。なぜ9月1日が「防災の日」なのか?その大きなきっかけとなったのが、1923(大正12)年9月1日に発生した関東大震災です。関東大震災は、日本の近代災害史の中でも極めて大きな被害をもたらしました。その経験と教訓を忘れず、地震・津波・台風・豪雨・洪水など、さまざまな災害への認識と備えを深めるため、「防災の日」は毎年9月1日とし、この日を含む1週間を「防災週間」となっています。(防災ポータル (https://www.bousai.go.jp/kyoiku/week/bousaiweek.html?utm_source=chatgpt.com))

では、関東大震災では、なぜ大きな被害をもたらし、これほど多くの人が亡くなったのでしょうか。

関東大震災では「地震の後の火災」が被害を拡大しました。関東大震災というと、「大地震によって建物が倒壊し、多くの人が亡くなった」というイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし、関東大震災の人的被害で非常に大きかったのが火災です。内閣府の資料では、人的被害の約9割が火災によって生じたとされています。

地震が発生したのは、1923年9月1日 午前11時58分。ちょうど昼食の準備をする家庭が多い時間帯でした。当時は、かまどや七輪など、直接火を使う生活が一般的です。激しい揺れによって建物が倒壊し、各地で火災が発生。さらに、木造家屋が密集していた、多数の火災が同時に発生した、地震によって水道が断水した、強い風が吹いていた、風向きが何度も変化したという悪条件が重なりました。東京では火災が次々と延焼し、消防力だけでは食い止められない状態になっていきました。約3万8,000人が犠牲になり特に大きな被害が出た場所は、現在の東京都墨田区・横網町公園にあたる陸軍被服廠跡です。当時は広い空き地だったため、多くの人が、「ここまで逃げれば安全だろう」と考えて避難しました。しかし、周囲から次々と火災が迫ってきます。さらに、多くの避難者が布団、家具、荷車などの家財道具を持ち込んでいました。そして、そこを襲ったのが、「火災旋風」でした。

火災旋風とは?

炎と熱風を伴う「竜巻のような現象」、大規模な火災によって激しく熱せられた空気が上昇し、周囲の風などの影響によって回転する非常に危険な現象です。イメージとしては、「炎・火の粉・猛烈な熱風を伴った巨大な竜巻」に近いものです。

関東大震災では、被服廠跡の北側、東側、南側から火災が迫り、さらに隅田川の対岸で発生した大規模火災からの火災旋風が西側から襲ったと内閣府は紹介しています。当時の証言には、人、荷車、屋根瓦、トタン板、石やレンガ、こうしたものまで空中に巻き上げられたというものがあります。そして、避難者が持ち込んだ大量の家財道具にも火が燃え移りました。安全だと思われていた避難場所が、短時間で逃げ場のない場所へ変わってしまったのです。被服廠跡では、約3万8,000人もの命が失われました。ここには、現在にも通じる非常に重要な教訓があります。「避難したから安全」ではありません。その場所に次にどのような危険が迫ってくるのか。そこまで想定する必要があります。

1923年の関東大震災から100年以上経った現在、建築技術も消防設備も防災体制も大きく進歩しています。しかし、災害そのものがなくなったわけではありません。そして、災害は一つだけで終わるとは限りません。地震が起きれば、地震 → 建物被害 → 火災 → 延焼 → 停電・断水 → 道路寸断というように、被害が連鎖することがあります。関東大震災は、「最初の地震だけを見るのではなく、その次に何が起こるのかを考えなければならない」ことを私たちに教えてくれました。

そして、そのことを改めて考えさせる災害が、今まさに海外でも発生しています。

2026年8月26日ネパールで発生した大規模洪水

2026年8月26日、ネパールと中国・チベット自治区との国境付近で、壊滅的な洪水・土石流が発生しました。大量の水、氷、岩石、土砂が一気に下流へ流れ、多くの人が犠牲となり、道路や建物などにも甚大な被害が出ています。

この災害により亡くなられた方々に、心よりお悔やみ申し上げますとともに、ご冥福をお祈りいたします。
また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早い復旧・復興を願っております。

当初、この災害の直前に観測された揺れについて、「地震が発生し、それによって氷河が崩れたのではないか」という見方もありました。しかし、その後の解析で米国地質調査所(USGS)は、当初地震とみられていた揺れについて、地震ではなく、大規模な氷河・岩石の崩落や土石流そのものによって発生した地震波だったとの判断を示しています。衛星画像などからは、標高約5,200m付近の氷河の一部が崩落し、大量の氷や岩石が谷へ落下。それが巨大な土石流・洪水へとつながった可能性が指摘されています。詳しい発生メカニズムについては現在も調査が続いています。しかし、ここでも私たちが考えなければならないことがあります。災害は「一つ」で終わらない関東大震災では、地震⇒同時多発火災⇒延焼⇒火災旋風という被害の連鎖が起こりました。

今回のネパール周辺では、氷河・岩石の大規模崩落⇒大量の氷・岩・土砂が流下⇒鉄砲水・土石流⇒道路・建物・インフラへの被害という災害の連鎖が起きています。時代も場所も全く違います。しかし、共通する教訓があります。それは、「最初の災害を生き延びたからといって、安全になったとは限らない」ということです。

そして今回、CBCラジオで体験した「救助袋」にもつながります。火災が起きた時、「階段から逃げればいい」と思っていても、その階段に煙や炎が回っているかもしれません。普段使っている避難経路が、使えなくなる可能性があります。その時に使うために、救助袋などの避難器具が設置されています。しかし、その救助袋を、誰も使ったことがなかったらどうでしょうか。収納箱の開け方が分からない、袋の投下方法が分からない、入口の作り方が分からない、地上側の安全確保が分からない、火災が発生してから説明書を探している時間はありません。だからこそ、「消防設備がある」から一歩進んで、「消防設備を使える」状態にしておく。ここが非常に重要だと私たちは考えています。

9月1日「防災の日」に5分だけ会社、工場、学校、ご家庭で一度確認してみてください。

消火器がどこにあるか知っていますか? 実際に消火器を使ったことがありますか?

救助袋などの避難器具を実際に展張したことがありますか?いつもの避難経路が使えない時、第二の避難経路がありますか?

地震のあと火災が発生した場合、誰が何をするか決まっていますか?避難場所そのものが危険になった場合、次にどこへ逃げますか?

一つでも、「分からない」があれば、それが今回の「防災の日」に確認していただきたい事の一部です。

防災とは「次に何が起こるか」を考えること関東大震災から100年以上。消防設備も、建築技術も、情報伝達手段も大きく進歩しました。それでも、「想定していなかった」という言葉は、災害が起きるたびに繰り返されます。だからこそ私たちは、地震が起きたら終わりではなく、その次に何が起きるのか。火災が起きたら。停電したら。避難経路が使えなかったら。消防設備を実際に使わなければならなくなったら。そこまで考え、訓練しておく必要があります。

今回、CBCラジオで救助袋を実際に体験していただいたことが、一人でも多くの方に、「自分の会社や学校の消防設備、本当に使えるだろうか?」と考えていただくきっかけになればと思います。

9月1日は「防災の日」。

過去の災害を知ることは、過去を振り返るためだけではありません。過去から学び、次の災害から生命を守るためです。消防設備は、「あるから安心」ではなく、「いざという時に使えるから安心」。大切な生命と財産を守るために。私達は “守りたい” 想いをサポートします。

1951年創業の実績

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